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お手入れの前に |
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シルバーは金やプラチナに比べ柔らかいので装飾しやすいのですが、その柔らかさゆえ磨耗しやすいのでお手入れには注意が必要です。特にシルバープレートは銅やニッケル等の金属に銀の皮膜をかけたデリケートな状態ですからこすり過ぎは禁物です。皮膜がはげて地金が露出するじたいになります。
また、シルバーに使ってはいけないものがあります。以下はそのリストです。
1.ゴム製品(輪ゴムでとめたり、ゴム手袋でお手入れするのはやめましょう。しみの原因になります。)
2.漂白剤(シルバーは漂白剤ではきれいになりません。反対に真っ黒になります。)
3.電解アルカリイオン水の洗剤(便利な洗剤ですが、銀に使うとボロボロになるので要注意です。)
4.卵、マヨネーズ、塩(これらの食品に使ったら早めに洗浄しましょう。)
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いよいよ洗浄 |
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シルバーは手入れが大変でしょ、とよく言われますが、ハガティー社のシルバーバスを使えばとても簡単にお手入れできます(上の写真の3番目)。
私はシルバーが黒ずんだら、まず最初にこのシルバーバスを使います。シルバーバスはその溶液に約5秒つけただけで、またたく間に黒ずみを除去してくれるすぐれものの洗剤です。こすって汚れを落とす必要がないので本当に安全で楽な方法です。汚れがひどくて一度では取りきれない時は、5秒溶液につけるのを繰り返します。わりと強烈な洗剤なので1度に長くひたすのではなく、5秒くらいを繰り返すほうが安全です。数回繰り返すと自然にきれいになってきます。
下の写真はアメリカの銀のコインです。何十年もしまいっぱなしになっていたのでもう真っ黒になっていました。汚れがひどかったので、シルバーバスに5秒ずつ2回ひたすことを繰り返したのが下の結果です。端っこにまだ少し黒ずみが残っていますが、数秒でこんなにきれいにすることができるのです。本当に楽ですね。
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| Before |
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After |
シルバーバスには中にバスケットが入っているので、カトラリーを洗浄するにはとても便利です。バスケットに入らないものは、ジップロックや洗い桶に溶液をうつして洗浄します。それから、マザーオブパールのハンドルの部分はつけないでください。シルバーの部分だけつけて洗浄してください。
上記に別なシルバー用の洗剤を何点かご紹介していますが、私の場合は殆どの場合シルバーバスとシルバーポリッシュで洗浄は終了します。シルバーポリッシュには綿棒を使います。綿棒でやさしくやさしく、回転させるようにして汚れを落とします。その時はビニール手袋の上に木綿の手袋をします。木綿の手袋だけだと生地が汚れを通してしまい、指が真っ黒になってしまいます。
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| 3. |
仕上げに入ります |
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洗浄が終わったらお湯と食器用洗剤で洗います。エコベールを使ってもいいでしょう。洗ったらキッチンタオルで水気を取ります。シルバーバスを使うとシルバーの一瞬つやが失われたようになります。水気を取ったらシルバー用クロスでさらっと拭きます。拭くといってもクロスを動かすのではなく、クロスの上でシルバーをやさしく動かす感じ。強く磨かなくてもつやがよみがえってきます。
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シルバーの保管 |
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シルバーは美しい光沢と輝きが魅力ですが、置いておくだけで空気中の硫黄に反応してすぐ黒ずんでしまうという欠点があります。日常使いしていると確かに黒ずみを抑えることができるのですが、来客があるときだけに使用するというものもあるでしょう。
もしそういうものがあるのならハガティー社のシルバースプレイを使いましょう。シルバー用のクロスにスプレイして、仕上げのときと同じくやさしく磨きます。この時、直接シルバーにスプレイするとしみになることがあるので必ずクロスにスプレイしてから使用します。このシルバースプレイは長い間、シルバーを黒ずみから守ってくれるのでとても重宝しています。ハガティー社の製品はインターネット通販でも簡単に購入できます。シルバー好きな方にはシルバーバスとスプレイは本当に便利で大おススメです。
シルバーを長い間しまいこむ場合はポリエチレンの袋にトランペット等の金属楽器用ですが、「C-Guard」という袋を一緒に入れるか、これでシルバー製品を包むと酸化を防ぐことができるので便利です。「C-Guard」はインターネットの楽器販売店でも購入できます。一枚3,000円位からです。 |